2018年07月08日12:30
新豊根ダム、放流っ! ( ゚д゚) その①≫
カテゴリー │本日もダム日和 (*‘∀‘)
新豊根ダム、放流中です。
ダムサイドが少々落ち着きを見せてきたようなので、ぼちぼち書こうと思います。 _φ( ̄ー ̄ )
私にとって放流について書く・・という事は非常に重いテーマ・・でもあります。
そして、今回の雨で多くの・・、ホントに多くの地域、そして皆様が被災され、それは今も続いています。
ここ数年のうちで、「過去最大の・・」とか、「十数年に一度の・・」とかいう言葉を何度聞いただろう。。
雨の降り方も、昔とは違ってきた感でもあります。今後、こーゆー降り方になっていくのだろうか・・。(*´ー`*)
で、そーなっちゃうと水系における整備計画?高水流量?とやらも見直さなきゃイカンくなるのだろうか・・?
それともダムの再開発が・・か?
国交省からもテックフォースが、総務省からはレッドサラマンダーが出動されています。
http://www.mlit.go.jp/river/bousai/pch-tec/index.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180707/k10011520301000.html
被災された地域、皆様に心よりお見舞い申し上げます。
(こんな言葉でしか表現できない自分が情けない・・)
今回の放流は洪水ではないので水位維持のための放流です。
ちなみに洪水とは1秒間に300m3以上の水がダム湖へ流入した状況で、ダムにより違ったりします。_φ( ̄ー ̄ )
一般見学会ではダム堤体の前面と後面を貫く放流管に溜まった水を放流する様子をご覧頂きますが ・・
こちらが本放流で7月6日 16時の放流の様子です。

直上から見ると非対称がよくわかります。

右岸。

1秒間で約133m3のお水を吐いています。

水位維持操作なので過放流は厳禁との事で、職員さんが10分毎に慎重に慎重を重ね、3階操作室でゲートの空き具合(開度)をセンチ刻みで手動操作との事。
それが数日続いてます。。
少ない人数で交代で仮眠しながら・・でしょうが、気象庁から発表される注意報のアラームでビクっと目が覚め、おちおち休んでなどいられない状況です。
水とともに水中を漂っている泥も吐いてしまいます。
この時期、コレは下流の漁業関係者の皆様には非常に申し訳ない・・。
大水、砂、泥で鮎の住む淵を埋め、石に付いた苔をダメにし、濁りで釣れない・・と聞きおよびました。
こういった事などを思うと、できれば放流はしない方がよい・・と。
しかし・・。
うちダムはS43年、44年の大災害を踏まえ、洪水時の下流への被災を軽減するために存在している訳で・・。
昨今、ダムブームで点検放流で何百人集まったとか、どれだけイベントで人を呼んだとかばかりが注目される傾向ですが、本来のダムの役割は洪水調節であったり、発電であったり、灌漑、飲料、工業・・であったりで、こちらの広報がなおざりになっている感・・。
ダムに人を呼ぶイコール地域活性化、ダム事業の理解促進かと思うので、否定はできないし、自分もしてきた事。。
・・おいおい、何を書きたい・・? _φ( ̄ー ̄ )
それだけ、情緒不安定? な心持ち・・の今日この頃。
5日22時より放流を開始しました。
既に帰宅していたので、ホームページで様子を確認します。


おっ、カメラズームっっ!

戻った・・?

ゲート放流の様子(現時点の)はこちらからご確認いただけます。↓ ↓ ↓
http://www.cbr.mlit.go.jp/hamamatsu/live_view_kasen/pc/Kasen-cam-window.html?0_PCK0060
さて。
放流というもの、開始する時もいろいろ複雑ですが、ゲートを閉める時も複雑です。
私の一存では到底書ける案件ではないので、次回は職員さんと相談しながら、放流に至る経路から停止までの状況を書けたら・・と思います。 _φ( ̄ー ̄ )
ダムサイドが少々落ち着きを見せてきたようなので、ぼちぼち書こうと思います。 _φ( ̄ー ̄ )
私にとって放流について書く・・という事は非常に重いテーマ・・でもあります。
そして、今回の雨で多くの・・、ホントに多くの地域、そして皆様が被災され、それは今も続いています。
ここ数年のうちで、「過去最大の・・」とか、「十数年に一度の・・」とかいう言葉を何度聞いただろう。。
雨の降り方も、昔とは違ってきた感でもあります。今後、こーゆー降り方になっていくのだろうか・・。(*´ー`*)
で、そーなっちゃうと水系における整備計画?高水流量?とやらも見直さなきゃイカンくなるのだろうか・・?
それともダムの再開発が・・か?
国交省からもテックフォースが、総務省からはレッドサラマンダーが出動されています。
http://www.mlit.go.jp/river/bousai/pch-tec/index.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180707/k10011520301000.html
被災された地域、皆様に心よりお見舞い申し上げます。
(こんな言葉でしか表現できない自分が情けない・・)
今回の放流は洪水ではないので水位維持のための放流です。
ちなみに洪水とは1秒間に300m3以上の水がダム湖へ流入した状況で、ダムにより違ったりします。_φ( ̄ー ̄ )
一般見学会ではダム堤体の前面と後面を貫く放流管に溜まった水を放流する様子をご覧頂きますが ・・
こちらが本放流で7月6日 16時の放流の様子です。
直上から見ると非対称がよくわかります。
右岸。
1秒間で約133m3のお水を吐いています。
水位維持操作なので過放流は厳禁との事で、職員さんが10分毎に慎重に慎重を重ね、3階操作室でゲートの空き具合(開度)をセンチ刻みで手動操作との事。
それが数日続いてます。。
少ない人数で交代で仮眠しながら・・でしょうが、気象庁から発表される注意報のアラームでビクっと目が覚め、おちおち休んでなどいられない状況です。
水とともに水中を漂っている泥も吐いてしまいます。
この時期、コレは下流の漁業関係者の皆様には非常に申し訳ない・・。
大水、砂、泥で鮎の住む淵を埋め、石に付いた苔をダメにし、濁りで釣れない・・と聞きおよびました。
こういった事などを思うと、できれば放流はしない方がよい・・と。
しかし・・。
うちダムはS43年、44年の大災害を踏まえ、洪水時の下流への被災を軽減するために存在している訳で・・。
昨今、ダムブームで点検放流で何百人集まったとか、どれだけイベントで人を呼んだとかばかりが注目される傾向ですが、本来のダムの役割は洪水調節であったり、発電であったり、灌漑、飲料、工業・・であったりで、こちらの広報がなおざりになっている感・・。
ダムに人を呼ぶイコール地域活性化、ダム事業の理解促進かと思うので、否定はできないし、自分もしてきた事。。
・・おいおい、何を書きたい・・? _φ( ̄ー ̄ )
それだけ、情緒不安定? な心持ち・・の今日この頃。
5日22時より放流を開始しました。
既に帰宅していたので、ホームページで様子を確認します。
おっ、カメラズームっっ!
戻った・・?
ゲート放流の様子(現時点の)はこちらからご確認いただけます。↓ ↓ ↓
http://www.cbr.mlit.go.jp/hamamatsu/live_view_kasen/pc/Kasen-cam-window.html?0_PCK0060
さて。
放流というもの、開始する時もいろいろ複雑ですが、ゲートを閉める時も複雑です。
私の一存では到底書ける案件ではないので、次回は職員さんと相談しながら、放流に至る経路から停止までの状況を書けたら・・と思います。 _φ( ̄ー ̄ )